脳と心と身体の一体治療BMB治療院(Brain Mind Body Relief)

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骨盤姿勢矯正(神経系機能回復療法)

骨盤や背骨の歪みの原因

骨盤や背骨の歪みは結果であって、原因ではありません。

原因は神経系の働き(機能)が乱れてバランスを失っていることです。

ですから、カイロプラクティックの治療家(カイロプラクター)は骨格上の歪みがあるときには必ず神経系の働きに障害があると考えて、その原因を探します。

骨盤の歪みの原因は何か。

背骨の歪みの原因は何か。

原因は手足の末梢神経にあるかもしれないし、体感の脊髄神経のレベルにあるかもしれません。

はたまた大脳や小脳等の中枢神経に障害があるかもしれません。

そのレベルを特定して、神経系に刺激を与え、神経の働きを賦活させます。

神経系の働きを正常に戻すことが目的

骨盤の歪みが全身に様々な影響を与えます。

ストレスや日頃の無理な姿勢等から、だんだんと骨盤が歪み固定されてしまうと、全身の筋肉が過緊張起こし、首の痛み、肩の痛み、胸の痛み、背中の痛み、腰の痛み、手足の痛み等が現れます。

さらに女性は骨盤が歪むことにより、骨盤内の子宮や卵巣の働き等にも影響を与えホルモンバランス崩れやすくなります。


伝統的なカイロプラクティックでは、背骨(椎骨)や骨盤に歪みがあれば、神経に圧迫が起こって「脊髄神経の働きに異常が生ずる」つまり、「筋骨格系の異常が、神経系の異常をまねく」と考えられています。

そのため、背骨や骨盤を矯正して神経系の働きを正常に戻すことが治療の目的となります。  

そして、背骨や骨盤を矯正するときにポキポキ音がするため、カイロプラクティックは背骨や骨盤をポキポキすることだと言う誤解が生じたのです。

しかしこれは、カイロプラクティックの本当の姿ではありません。

なぜなら、事故などによる外傷、精神的ストレス、アレルギー、食物等からの有害物質の蓄積、睡眠不足、偏った食生活による栄養障害などにより神経系に異常が生じると、筋肉が正常に働かなくなって、筋肉の収縮に不均等が生じて、背骨や骨盤に歪みが生じます。

つまり、両者を合わせると、「神経系に異常があれば、背骨や骨盤に歪みが生じ、背骨や骨盤の歪みはさらに神経系の異常を生み出す」となるのです。

したがって、カイロプラクティックの骨盤矯正の本当の姿は「神経系の働きを正常に戻すための治療法」と言う点にあります。


ところが、いつのまにか、手段である背骨の矯正と治療の本当の目的である神経系の機能回復の明確な関係が、治療者側の意識から薄れて、背骨や骨盤の矯正のみが一人歩きしてしまった結果、カイロプラクティックは背骨や骨盤をポキポキすることだと誤解が生じてしまったのです。

また、残念ながら、治療は背骨や骨盤をポキポキ鳴らすことだと思い込んでいる治療家や、ポキポキ鳴らせば痛みが取れると思っている患者さんがいることも事実です。

また、矯正したときに出る関節の音は「矯正音」と言います。

これは関節の中に含まれていた窒素ガスが出る音です。

これは治療の基準とはなりません。

専門雑誌に載った研究論文でも、このことが確認されています。

音を出すだけなら、自分自身で首や腰をひねって音を出すことができます。

これは治療と関係ありません。

また、整体の治療で一時、どれだけ多くの矯正音を出せるか、つまり背骨をポキポキ言わせることができるかを競うと言う信じられないことが行われていましたが、こうした事はカイロプラクティックとは無縁です。

治療の基準となるのは、あくまで神経系の働きが正常に回復したかどうかなのです。

背骨や骨盤をポキポキ鳴らすことが治療ではありません。

またポキポキ鳴らせば痛みがとれて楽になるのではありません。

当院はポキポキ鳴ることはなく、痛みもありません。

身体の歪みと神経系の働きの関係

背骨は身体の支柱ではありません。

支柱なら夜間の睡眠中でもしっかりと立っているはずです。

神経が休むと骨格も休むのです。

むしろ背骨は筋肉や関節が働くテコこの役割を果たしています。

また、神経と筋肉の作用に不可欠なカルシウムの貯蔵所としての役割も果たしています。

生物が海中から陸上に進化した時点で、背骨はカルシウムを貯蔵する最適な組織となりました。


身体が歪むのは筋肉のバランスが崩れるからです。

キャンプ場でテントを張るときのことを思い出してください。

テントにたるみが出たり、支柱が傾いたりするのは何が原因でしょうか?

ロープの張りが均等でないためです。

人間の身体でロープにあたるものは何でしょうか。

そう筋肉です。

しかし、その筋肉の張りをコントロールしているのは神経系の働きです。

だからこそ神経系のバランスが崩れると身体にはいろいろな歪みが起きてくるのです。

カイロプラクティックは神経系の働きを正常に戻して、結果的に身体の歪みも是正します。

神経系とはどういう働きをするのか

身体の全システムの司令塔は神経系であると考え、司令塔の神経の働きがうまくいかなくなるから、病気になる、そして治療の目的は神経の働きを回復させること、と考えるのがカイロプラクティックです。

なぜなら、脳の働きと連なる神経系は、身体のほとんどすべての組織、器官をコントロールしているからです。

手足や身体を動かす筋肉、視覚、聴覚、嗅覚、味覚などや、呼吸運動や眼球運動、内臓の働き、内分泌系や身体の防御システムである免疫系、さらには、心の働きさえも、神経の働きがコントロールしています。

したがって、神経の働き(機能)が亢進したり低下したりすると、身体の機能を正常にコントロールできなくなって病気になります。

カイロプラクティックはこの乱れた神経系の働き(機能)を正常に戻すことを主要な目的とする治療です。

骨盤の歪みと痛みの関係性

骨盤が正常な位置で正常に動くようになれば、仙骨もきちんと動き、仙骨と繋がっている脊椎も正しいS字カーブに位置し、全身の骨格が綺麗に整います。

その結果、過緊張を起こしていた筋肉もやわらぎ、全身の血流が良くなります。

内部の臓器も正しい位置に戻り機能も高まります。

骨盤の歪みや捻じれは猫背や腰痛、気になる筋肉の痛みだけではなく、生理痛や自律神経身の機能に大きな影響を与えます。


また、痛みは細くて伝導速度の遅い神経線維を伝わって脳に届けられて、そこで「痛み」として感じられます。

つまり脳に痛みの信号が伝わらなければ、私たちは痛みを感じません。

(病院で行う神経ブロックは、この原理を利用して、神経を途中で遮断して、脳に痛みの情報が伝わらないようにしているのです)

普段は、痛みを伝える細い神経線維の働きは、関節や筋肉の状態を脳に伝える太くて伝導速度の速い神経線維の働きで抑えられています。

ところが何らかの理由で太い神経線維の働きが低下して、痛みを脳に伝える細い神経線維の働きを抑えられなくなり、痛みの情報が脳に伝わって、脳で痛みとして感じるので、痛みが発症します。

神経系に適切な刺激を与えて、アンバランスな状態をリセットし、太い神経線維の働きを活性化させて痛みを伝える細い神経線維の働きをコントロールします。

また、太い神経繊維の働きが低下すると、大脳の働きも低下して、結果的に交換神経が優位となり、血流障害が起きます。

そうすると、低酸素症(酸素が足らない状態)となり、神経系が興奮しやすくなり痛みが出ます。(交感神経は感情に左右されるので、皆さんがその日の気分によって痛みを強く感じたり弱く感じたりするのはこの理由からです)

これも、神経系のアンバランスをリセットして、自律神経系の状態をもとに戻して、痛みを解消します。

骨盤の歪みや捻じれを戻すと

腸骨と仙骨、仙骨に繋がっている脊椎の動きを確かめ、どのように捻じれて固定化してしまってるのか仙腸関節や姿勢分析(立位や座位)、第一肋骨頭の圧痛があるか(胸郭全体にも捻じれがあるか)。

周囲筋肉が過緊張を起こしている場合、どの筋肉が影響しているのか。

逆に筋肉の弱化により捻じれが生じてる場合や、臓疾患が原因で骨盤の歪みや捻じれる事もあります。 

従来、骨盤や背骨の矯正と考えられていたのは、実は骨の位置異常やズレの矯正ではなく、関節や筋肉の抹消にある神経系の感覚受容器に対して刺激を入れていたのです。

神経系に適切な刺激を入れることにより、神経系の機能を正常な状態に戻します。

つまり、神経系の過剰な働きや過少な働きを是正して、正常な働きを回復させることが主な目的となります。

脳に正しい身体バランスを覚えさせる

背骨や骨盤の歪みが再発しないようにするには、何度か治療する必要がありますと説明を受けますが、何故でしょうか? 1回では治らないのでしょうか?

これは、筋肉の張りがバランスを取り戻すまで、背骨や骨盤の歪みは治らないと言うことを説明しているのです。

筋肉の張りをコントロールしているのは神経系の働きです。

ですから、神経系のバランスが乱れると身体にはいろいろな歪みが起きてきます。

つまり、神経系の働きが正常に回復しないと、背骨や骨盤の歪みは正常に戻ったように見えても、またすぐに再発します。

ですから、神経系の働き(機能)を正常にするまで、何回か治療を続けないと、患者さんの訴える症状を取り除くことができないのです。


なぜなら、神経系の働きを正常に戻すには、脳に記憶された間違った記憶を是正して、正しい身体バランスを覚えさせる必要があります。

それには、どうしてもある期間が必要となります。

これがある程度の治療回数を必要とする理由です。

ですから、私たちカイロプラクターは「どのような治療をどのくらいの期間行う必要があるか」を、患者さんと話し合って治療を進めます。

(これを治療計画といいます)

私たちは、「なんでも1回の治療で治る、あるいは1回の治療で治った」と、自慢する治療家をあまり信用していません。


矯正の本当の目的は、神経系末端にある感覚受容器を刺激し、その情報が脳に到達して、神経系のアンバランスを是正させることです。

バランスを回復した脳は、筋肉にフィードバックされて、筋肉のアンバランスを正常に改善して、結果的に体の歪みを矯正します。

問題は正しい脳への刺激の入れ方ができるかどうかですが、そのためには患者さんの身体全体を見ることができて、しかも神経系の働きを十分に熟知しているかどうかです。

カイロプラクティックは神経系の働きを正常に戻すことを通じて、身体の歪みを矯正し、健康を回復させます。

健康維持のためのメンテナンス治療

この神経系の働きを正常に維持させるためのメンテナンス治療こそが、ストレス過剰な現代社会で必要となります。

健康な人は病気でなければ、検診やドック以外にまず病院には行きませんが、しかし、健康の維持促進のためにカイロプラクティックの治療院を訪れます。

何故でしょうか?

カイロプラクティックでは、心身をコントロールする神経系の働きが完全に機能している時を「健康」と考えます。

そして、その治療は神経系の働きを回復させることを目的としています。

西洋医学との最大の違いはそこにあるのです。


実は、健康と病気の間には多様な「未病」と言う広範囲な領域があります。

この範囲には、体がだるい、重たい、調子が出ない、なんとなく胃が重たい等、身体の機能低下を訴える愁訴(一般的には不定愁訴と言われている)が含まれています。

この未病の段階(機能性異常の段階)では、西洋医学のお医者さんは診断名がつけられないので、「様子をみましょう」と言います。

言い換えるとこれは「病気が進行して、炎症や腫瘍、潰瘍のような身体の細胞組織に変性が見られる状態になって、診断名が付けられるようになるまで待ちましょう」と言うことなのです。

病気ではないと言う事は直ちに健康であるとは限りません。

未病病気にさせない予防医学として、カイロプラクティック治療は大きな力を発揮します。

山元美代子
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