脳と心と身体の一体治療BMB治療院(Brain Mind Body Relief)

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噛み合わせと身体への影響

顎骨(顎の骨)周囲には136個もの筋肉がある

顎骨(顎の骨)周辺筋肉の過緊張、不適切により頭蓋骨の歪み、頚椎の傾き、捻じれ、変移を引き起こします。

その際たる原因は不正な噛み合わせです。

その不正のある噛み合わせは、周囲筋肉の過緊張を引き起こし、逆もまた同じく影響を受けます。

頭蓋骨が歪むと脳に影響が出る

頭蓋骨、背骨(頚椎・胸椎・腰椎)、仙骨と繋がる内側には脳・脊髄があり、その脳脊髄は脳脊髄硬膜という分厚い弾力性を欠く膜により一括りに覆われています。

頭蓋骨は複数の骨により形成されており、内側にある脳は当然複数の骨によって支えられています。

頭蓋骨が歪めば脳に影響が及びます。

また、頚椎の傾き、捩じれ、変移により脊髄、そこから伸びる脊髄神経にも影響が及びます。

もちろんそれは胸椎、腰椎、その内部の脊髄、そこから伸びる脊髄神経にも同様のことが言えます。

呼吸器のある胸郭も複数骨の複合体で、骨盤も同様です。

その歪みは同様に内部に影響を及ぼします。 

頭蓋骨(噛み合わせ)の歪みは脳にストレスを与える

噛み合わせをつくる下顎骨の位置の変移は筋肉の過緊張を生み、頭蓋骨の歪み、頚椎の傾き、捻じれ、変移に繋がります。

下顎骨の変移を考察するのに歯の存在は欠かせません。

頭蓋骨の歪みが脳にストレスを与えます。

枠組みが歪み、捻じれて、内部に問題がないということはあり得ないことです。

噛み合わせがずれると、筋肉が緊張を起こし、骨を引っ張り、頭蓋骨が歪みます。

歪んだ頭蓋骨の中には生きて行く上で最も大事な脳や、重要な血管や神経があります。

歪んだ頭蓋骨により血管や神経が圧迫され、脳血流量の低下によりホルモン分泌の異常などが起こってしまう。

さらに歪んだ骨をサポートするように筋肉が過緊張を起こし、首や肩凝り、腰痛、足が痛い等、全身に深く繋がっています。

噛み合わせが体の歪みに繋がり、腰痛に繋がる

治療中、噛み合わせの調整から体全体の歪みに変化が起こり、もしくは重心の変化から腰の状態に物理的変化が起こり、腰痛に変化をもたらされるという場合もあります。

福島県立医科大学の発表によると、原因不明の腰痛患者の脳血流量を調べたところ、7割の腰痛患者の血流量が低下しているとされています。

この発表の後、米国、ノースウェスタン大学が更に研究を進め、その結果、慢性腰痛患者は脳の前頭前野部にある側坐核(そくざかく)やる気スイッチの

ドーパミンホルモンを分泌している役割という部位の働きが低下しているという報告をしています。

原因不明の腰痛患者は脳血流量が低下している

通常、腰部で炎症などが起こると、その痛みは脳へと伝わり、側坐核はこの痛みを制御する働きがあります。

つまり、側坐核が正常に機能する事で人間は必要以上に痛みを感じない仕組みをもっているのです。

しかし、脳の血行が悪くなり、側坐核の機能が低下すると、本来抑えれるはずの痛みが抑えられなくなってしまうのです。

また側坐核はやる気スイッチのドーパミンホルモンを分泌する役割の他に、感情、意欲の維持にも深く関与しています。

頭蓋骨(噛み合わせ)の歪みを調整することで、全身のホルモンをコントロールする蝶形骨との脳血流を促し、正常にホルモンがれ、全身の歪みの調整にも繋がっています。

山元美代子